パンダに喜んでいる場合なのか。

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中国から上野にパンダが来て
大騒ぎしています。
(正確には大騒ぎしているような
 マスコミ報道がなされています)
しかし今、パンダに喜んでいる場合なのでしょうか。
そう考える人は僕だけではないと思います。
確かに一見、遠目で見るとかわいいが、その目はものすごく怖い。
という話ではなく・・・

尖閣諸島の埋蔵資源を狙って、
ある日、勝手に領土だと言い出し、
最近の衝突事件についても未解決。
その尖閣諸島の埋蔵資源を吸い上げる開発を
無謀に押し進めるとともに
南シナ海での国際法を無視した暴挙の数々。
異常な軍拡と歴史の捏造。
北海道はじめ、日本の土地を買いあさり
ついには北方領土でロシアと合弁会社をたちあげ
事業をはじめる準備に入ったこの国。

このような傍若無人な国家との間の
問題解決の手だてもないまま、なぜ今パンダなのでしょうか。
それなりの経済効果があるとはゆえ、
問題をけむにまかれる感じがしてなりません。

そしてそもそもが、パンダはチベットを中心に生息する動物であり
チベット侵略の象徴ともいうべきパンダを
あたかも自国の国宝のように扱い、
親善大使のような雰囲気で、高額なレンタル費を要求されているのです。


中国に住む人そのものは、もちろん私たちと同じ人であり
特に都市部の方々は、経済成長とともに前向きで
可能性に満ちているのだと思います。
問題視すべきは、一党独裁の中国共産党です。

パンダの報道に触れる際は、
その裏にある、チベット侵略について、
そしてしたたかに、領土拡大をし続ける中国という国の事実を
冷静に考える機会にしたいものです。

対等に、お互いの幸せを願い合える関係のために
間違った歴史観からくる日本人としての無意味な罪悪感を手放し、
正面からこの国と向き合う時が近づいています。







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★ TAKASHI GOTO

後藤崇之/ブランディング・カウンセラー、心理カウンセラー、米国最新の心理学「ビジョン心理学」をべースにしたSIQコーチ[ビジョンダイナミックス研究 所認定]。広告コンサルタント、販売促進プランナー。桑沢デザイン研究所ヴィジュアルデザイン科中退。プロモーションビデオ制作会社、デザイン会社、TV局、 TV番組制作会社、イベントプロダクションを経て、1998年プランニング会社を設立。広告、販売促進、ブランディングに関するコンセプトワーク、映像、グラフィック、ホームページ制作を行う。受賞歴/ACC賞テレビスポット部門、愛知県広告協会賞他。また企業や個人のブランディングをサポートする「ブランディング・カウンセラー」として、個人・経営者などのコーチング、カウンセリング、企業のブランディングや社員教育に関するコンサルティングを行っている。

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2011.03.16

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