ウチの雑貨屋がある長良北町は、大通りから一本入ってることもあり、
とっても のんびりしています。
毎日店の前を通るおばあちゃんと、今日は たくさん話をしました(聞きました)。
おばあちゃんは 84歳、戦争体験者。
岐阜も酷い空襲にあったそうです。
おばあちゃんは、加納の防空壕で、爆撃にあいました。
その近くにある 軍の司令塔を狙った爆撃が、運悪くそれて、
出来たばかりで、初めて逃げ込んだの防空壕の入り口に落ちました。
爆弾が中に転がり込み、目の前で爆発したんですって。
家族や近所の人が4?5人なくなり、おばあちゃんは 一命を取り留めたけど、
ひどい火傷を 負いました。
7ヶ月かかっての、赤チン治療は ホントに辛かったって。
定期的にボロボロになった皮膚を べろーっとはがすのに、
洗面器3分の1ほどの血が出るのだそう。
おばあちゃんが外を歩くと、通り沿いの家の窓が開いたかと思うと閉められ、
おばあちゃんが通り過ぎるとまた開くという、見世物みたいな目に遭ったそうです。
おばあちゃんの話しを聞きながら、何度も涙がこみ上げてきましたが、
わき腹を ギュッととつねって ガマンしました。
他にも、子供のころ ウチが破産して、学校もろくに出れず奉公に出たこと。
奉公先で、岐阜の家の方向を、物干し場から いつも見てたこと。
奉公先の向かいの番頭さんが とっても素敵だったこと。
でも 話もしたことがないこと。
たくさん借金があったけど、家族みんなで必死に働いたら、ちゃんと返せたこと。
いっぱい 話してくれました。
「お店では何にも買わなくていいから、またおしゃべりに来てね。」 と言いました。
おばあちゃんが帰ったあとも、胸がギュウっとなったまま、
しばらくぼんやりしていました。
岐阜であった ホントの話です。。。