無謀だといわれたパーティーもなんとかできました。
狭苦しい思いをさせてしまったみなさん、ごめんよ。
MOTIVEさんとNOVOLさんがすばらしいパフォーマンスを見せてくださったお陰で、みなさんの機嫌を損ねずにすみました。よかったー。音楽、アート、物語、映像、様々な角度からDALALAの世界を展開できたのはとてもよかったと思う。ギャラリーで数時間ぼーっとしながら、音楽聞いて、作品見て、小説読んで、PV見て、気に入ってCDを購入してくださった、まさに願いどーりの方もいました。うれしい!完全にダララーに。
この世界を、音楽だけでなく物語を通してわたしたちに見せてくれたMOTIVEさんのパフォーマンスには感服。文字で書いたりしたらとても具体的になってしまうのでは、と思ったけど、言葉の絶妙なニュアンスや、キャプションや説明も何もなかったお陰で、ますます加速する想像力。センスの良い人だなあと思いました。すごいよ、まったく。
CDも完売しまして、NOVOLくんのポスターも大人気。原画の購入希望者が多かったのですが、今回は販売不可だったため、残念な思いをさせてしまったかたにはすみません。でも、そこもまた原画の魅力。
ブログアップにタイムラグありすぎな自分がとても残念ですが、企画にご協力くださったみなさま本当にありがとうございました。お忙しい中お越し下さった方々本当にありがとうございます。途中、昼から酒を飲む私を目撃されてしまったりしましたのが悔やまれますが、(いつもはちゃんと仕事してるのよ!)ゆるりと営業しております。栄ショッピング休憩所と思って、またふらっと遊びにきてね〜〜
最後はまっちゃんのハーレムで幕を閉じました。美女に囲まれるまっちゃん。
わたしの相棒・浜ちゃんもレビューを書いてもらいました。彼女は大学時代からロシア芸術について研究をしており、ドツボなテーマだったと。これを読んだあと「わたしルイセンコが大好きなの!」とヨーロッパ版歴女っぷりを発揮。
MOTIVEさんもおっしゃっていますが、気になる言葉があれば調べてみてください。そこからロシアの歴史、芸術に興味を持たれたらぜひどうぞ。
浜崎がお相手します〜〜というか話したいと思うし。わたしが何も聞かないので、話し足りない様子でした。そんな彼女にも感服。
パラレルワールドのような感覚に陥る作品の世界。あるいは現世界とのシンメトリ-の世界。MOTIVEの紡ぎ出す言葉の流れには、音を感じられずにはいられないことは、これから読む読者にも共感できることだ。あちこちに飛び散る思想や音や言葉を一つの作品としてこの小説というBOXに呼び寄せ、悲傷的な協奏曲を作り、壮大なオーケストラの音さえ聞こえてくるようだ。
小説の背景にある、ルイセンコの思想が具に散りばめられているのがまた、作品に深みを与える。遺伝というカオスの中で、人間の力によって、人間の努力によって如何様にもそのルールを変化し、進化させることができるというスターリン政治の共産主義国家の主題とも言える人間のエゴイズムの可能性や限界を多様な表現でこのDALALAの世界が我々に問いかけてくれる。
ロシアの文学の流れであるアレクサンドル・プーシキンやフョードル・ドストエフスキーから、宗教を強く否定したマルクス・レーニン主義と共にあるプロレタリアート、そしてレーニンの死後も提唱を続けたスターリンの政治のルイセンコの学説にいたるまでの現ロシアで起こる怒涛の世界こそ「調和」を切に求めた唯一の場所なのかもしれない。
タラフがこのモノガタリの続きに見る世界・作り出す世界は「調和」求めすぎる人間の失敗、それとも人間という「指針」を踏まえた新しい世界なのか。
この小説は単なる音の遊びや単なる小説ではないようだ。挿絵を描いたNOVOLも文章を書いたMOTIVEも今までとは全く違う世界とパフォーマンスを見せてくれている。しかし二人にとってはこれからのアーティスト活動で表現するべき当たり前のマテリアルの一つでしかない無限の可能性をこの作品からは感じさせられるのだ。
文責 浜崎共子